2012.5.6 梶間山城跡〜烏山〜天狗寺山

昨年、山形仙の滝尾から始まる薮漕ぎの西尾根コースを整備された
津山市のナカガミさんから再び案内状をいただいた。

今度は津山市の吉見から梶間山城跡(カジマヤマジョウセキ)までのルートを開拓されたという内容だった。
早速同氏にお願いして案内していただくことに…

JR三浦駅前に架かる八代橋を渡るとすぐ左手に白っぽい倉庫が建っている。
車はこの倉庫の前の駐車場に置かせていただいた。

ナカガミさん〈以下Nさんと呼びます)によればこの駐車場は梶間山城跡保存会の会長が所有されており、
八代町内は道路が狭いため登山者にはこの駐車場を無料で開放してくださっているということだった。

身支度している間に早朝から降り出した雨が激しくなってきたため、
レインウェアを着込んで歩き始めた。 (AM8:03)


勝央町から望む梶間山


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しました。  (承認番号  平21業使、 第389号)


上の地図をクリックすると拡大されます。
さらに右クリックして 『名前を付けて画像を保存』 し印刷すれば地形図として利用できるのでお試しあれ。



八代橋から道なりに400mほど進み三叉路を右折する。
舗装道路は最後の民家を過ぎると徐々に狭くなり、
左手に墓地を見ながらさらに進むと黄緑色とピンクのテープが梶間山まで案内してくれる。



もちろんこのテープ、Nさんが取り付けたものだ。

標高580m付近の分かれ岩〈仮称) AM9:03
標高400m辺りからとんでもない急峻な直登がはじまる。
とても山歩きというレベルではなく、潅木を掴みながらよじ登って行くと言ったほうがいいかもしれない。
たびたび立ち止まっては息を整えまた登る。

心臓破りの急登を登り続けていくと、標高580m付近で突然目の前に大きな岩が現れた。
この岩を挟んで踏み跡は左右に分かれているが、どちらに進んでもしばらく登ると合流する。

Nさんによれば、この岩にふさわしい名前が見つかるまでこの大岩を 『分かれ岩』 と呼ぶことにしたそうだ。


急登を頑張ると標高680m付近で切り開きが現れた。
この頃には雨もあがり、中央に広戸仙、右に山形仙が
目の前に迫っていた。 (AM9:22)
この辺りは刈払い機でしっかりクマザサが
刈り払われていて展望がすばらしい。

それにしてもこんな所まで機械を担ぎ上げたのか。

上の画像にマウスポインタをどうぞ!
こんなところに鯉のぼりが


Nさんの体力は 「すごい」 の一語に尽きる。
目の前の邪魔になる潅木をどんどん
ノコギリで切りながら進む。

この人が歩いた跡には登山道ができ上がると
言っても過言ではないだろう。


しっかり刈り払われた梶間山山頂 723M 
(AM9:45)

この辺りには堀切が残っており、
山城があったことを物語っている。
樹間からは天狗寺山が…
上の画像にマウスポインタをどうぞ!


梶間山を烏山に向けて下った辺りから
天狗寺山を望む。




藤の花が残っていました。



これはチゴユリですね。



烏山山頂手前の見晴らしのいい場所から
山形仙を望む。


烏山(カラスガセン) 標高701m (AM11:57)
この辺りも山城跡です。
上の画像にマウスポインタをどうぞ!



山頂に咲いていたフデリンドウ


烏山山頂から広戸仙方面を展望する。
(ここで大休止)


地図の作業道1付近


地図の作業道2付近
烏山を下り天狗寺山に向かう。
もと来た踏み跡を500m程引き返し、天狗寺山への縦走路を辿る。
これは従来から踏み跡があったようでピンクの目印を追いながら天狗寺山を目指す。

そして分岐から300m程進むと突然作業林道が現れた。
作業道をしばらく道なりに進むと終点を迎え、斜面に取り付きこれを駆け上がると尾根筋に出る。
しっかりとした踏み跡があるが、やがて薮漕ぎがひどくなる。



目印のテープを追いながらどんどん進むとやがて目の前にご覧のような階段が現れ、
Nさんの後を追ってこの階段を登る。

すると見覚えのある林道に合流した。
数年前、天狗寺山に登るために歩いた林道だった。

天狗寺山831.8m (PM1:26)

林道を少し歩けば電波塔のそばに
山頂標識が立っていた。


林道には戻らず笹漕ぎの尾根を下ると
やがて先ほどの階段付近の林道に合流した。

サルトリイバラの花


ツクバネウツギ


天狗寺山からはもと来た踏み後を辿り、尾根を忠実に進めば小ピークに至る。
(赤テープを頼りに進むとよい。 しかし、この辺りも薮漕ぎとなっているのでご注意を…)


下山途中に見た山形仙

足元には三浦の集落が広がっていた。 (駐車場帰着 PM4:50)

ヤブ漕ぎのルートを整備され、再び案内状を下さったうえ今回は同行までしていただいた
津山市のナカガミさんに感謝いたします。


《 注意書き 》
ご紹介したように梶間山までのルートは非常に傾斜がきついため
所々にロープが設置されているが、まだまだ足りないのが現状です。
上りはもちろん、下りには特にご注意ください。


by holidaywalking


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