登山初挑戦のSさんご夫婦を誘って妻と4人で紅葉の三平山を歩いてみた。
私は登山を始めるのに三平山ほど適した山はないだろうと思っている。
登山道はよく整備されてやさしく登れるうえ、雄大な眺望を楽しみながら標高1,000mを超える頂に立つことができるからだ。

この一週間天気予報ばかり気にしていたが、今日は雲ひとつない晴天だ。
蒜山SAから望む大山は三平山からの絶景を約束してくれているようだった。
蒜山ICを出て482号線を西に向かい内海乢の県境を越えてすぐに左折する。700m程進むと林道川上2号線の標識を左手に見る。
林道を2〜3km進むとやがて登山口に到着する。

この山は今年の1月の積雪期に歩いて以来だ。
林道で車がスタックして身動きがとれなくなり、頭の中が真っ白になったのがつい昨日のことのようだ。

Sさんのご主人は今年体調をくずされ、回復してから初めての運動だということでずいぶん心配したが、病み上がりとは思えないほど足取りは軽快だった。

あとはこの山からのすばらしい眺望を4人で楽しみながら歩くだけだ。
三平山登山口
紅葉の落ち葉の絨毯を踏みしめながら登山道を行く。
しばらくは展望の利かない樹林帯を進む。
やがて展望が開けて蒜山三座、そして雲海の蒜山高原が一望できた。
展望を楽しみながら登山道を歩く。
稜線手前で今度は大山が烏ヶ山をしたがえて出迎えてくれた。
稜線に出ると山頂まで土塁の上を歩いて行く。
この土塁が岡山県と鳥取県を分かつ境界線らしい。
今まさに両県をまたぎながら歩いているのだ。
そう考えると実におもしろい。

ここまで来ると山頂は目の前だ。
疲れたら振返って大山をゆっくり眺めながら休憩すればいい。

土塁でアキノキリンソウを見つけた。
残念ながら他に山野草を見つけることはできなかった。

稜線に出て20〜30分で山頂に到着。
体調を心配しての山歩きだったSさん、おめでとう。
とうとう山頂まで歩きましたね。
アキノキリンソウ
山頂に立ち思わずバンザ〜イ!
下山後大山周辺の紅葉を楽しもうと車を走らせた。
一年で最も色彩豊かな季節だ。
どこを走っても紅葉がすばらしい。
奥大山スキー場にて。
すばらしロケーションに感激し、ガラにもなく記念写真に収まった私。
鍵掛峠から
中蒜山の塩釜冷泉周辺の紅葉。
Sさんは今日の山歩きでずいぶん自信をつけられたようだ。
自分のことのようにとてもうれしい。
これをきっかけに山歩きを始めてもらえたらと願わずにはいられない。

気ままに一人で山を歩くことが多い私だが、今日のような山歩きも実に楽しいものだと思った。
帰りは中蒜山の塩釜冷泉に立ち寄り、おいしく焼酎を頂くための名水を手に入れて帰路についた。
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