2010.09.19 桜尾山 957m (津山市) 
国道53号線から県道6号線を経由し、物見奥の集落を過ぎると道路は大きく左にカーブする。
さらに右カーブを過ぎて約350mの地点に林道の入口がある。

今回はこの林道を起点に登山道のない桜尾山を歩いてみたい。

AM8:51 林道入口を過ぎて車道が広くなった場所に車を駐車して歩き始めた。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しました。  (承認番号  平21業使、 第
389号)


車は林道から50m先の大きく膨らんでいるところに駐車。


林道入口


ノコンギクの咲く林道に容赦なく強い日差しが照りつけている。
歩き始めたばかりだというのに早くも汗が噴き出してきた。
右側には沢が流れ、覗き込むとオタカラコウが至るところに咲いている。
しばし暑さを忘れて夢中で写真を撮ったあと再び歩き始めた。

やがてヒノキの植林帯に入ると強い日差しが遮られ、吹き抜けてゆく風が心地いい。



林道入口から500mほど進むと左手に堰堤が現れるがこれを見送り、
「谷川に沿って行き止まりまで進むと登山口に着く。」とあるガイドブックに従い林道をさらに進む。

やがて広場のようになった林道終点に辿り着くと正面の駆け上がりに踏み跡が確認できるのでこれを辿る。
ガイドブックによると左の谷川を渡って902mピークから南西に派生する尾根に取り付くとあるがかなりの急斜面だ。
ここでガイドブックに疑問を持ち、これから登ろうとしている西側の尾根に取り付けそうな場所まで引き返すことにする。

その場所は途中に見送った堰堤の右側を巻いた地点だった。
コースガイドの踏査が行われた当時(2002年3月)は、この辺りが林道の終点だったのだろう。

堰堤の右側を回りこんだ尾根の取り付きにわずかな踏み跡が確認できるのでこれを辿る。
潅木のヤブ漕ぎから始まるが、やがて植林帯に入るとずいぶん歩きやすくなる。



二股の松の大木 (AM9:27)

直登する尾根は次第に傾斜がきつくなり息が上がりはじめた頃、目の前に松の大木が現れた。

松の大木を過ぎると尾根は膝上程度の笹漕ぎに変わり、AM10:06 ようやく902mピークの北東50m辺りの境界尾根に飛び出した。
ここで再びコンパスをセットし直して尾根を外さないように山頂を目指すが、すぐにヒノキの倒木に行く手を阻まれることになる。
おびただしい数の倒木である。
積み重なった倒木の上をバランスを取りながら超えて行かなければならない。

倒木帯を過ぎるとヒノキの樹林帯になりずいぶん歩きやすくなる。
しかし、境界尾根分岐地点が近くなると再び背丈以上の熊笹と潅木のヤブ漕ぎとなる。
下山時にこの分岐で迷わないように念入りに目印を付けてゆく。

902mピーク手前の境界尾根に飛び出して30分が過ぎた頃、突然目の前に銀色に輝く反射板が現れた。
どうやら山頂に辿り着いたようだ。 (AM10:35)



背丈を越えるヤブ漕ぎだが、
ネマガリダケのように苦労することはない。



山頂に建つ反射板


三角点は反射板の鉄塔の東側6〜7mの地点にあった。


周囲は樹木に覆われて展望はきかないが、
反射板の鉄塔の下(8m×8m)だけはご覧の通り・・・。


展望がきかないので鉄塔によじ登ってはみたものの、6〜7m上るのがやっとだった。


下山は往路を100mほど戻った尾根の分岐に明瞭な踏み跡があるのでこれを下ることにする。
予想外にも、ヤブ漕ぎすることもなく植林帯の中をどんどん下って行けるので、
わずか30分であっけなく林道の脇に辿り着いてしまった。
 (AM11:45)
このルートを辿れば難なく山頂に立つことができるだろう。



尾根を下ってみると堰堤が目と鼻の先にあった。



物見奥から望む桜尾山957m(右)と902mピーク(左


11:55 下山

まだまだ歩き足りないので久しぶりに黒岩高原を歩いてみることに・・・
しかし、残念ながら黒岩高原遊歩道は土砂災害でもあったのか工事中で通行できなくなっていた。
仕方なく布滝の駐車場まで車を走らせて、山頂手前の無線中継局までの往復約6kmのコースを楽しんで帰路についた。
(このコースの詳細はこちらからどうぞ・・・)


登山道の脇に咲いていたアケボノソウ



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