2010.05.22 三十人ヶ仙のスズノコ 今回のコース
2007年5月のデータなので
新しいコースのログはありません

スズノコのシーズンになると足が向いてしまう山がある。
というわけで今回は三十人ヶ仙〜天狗岩をスズノコを採りながら縦走してきました。


勝間田演習林宿舎手前の林道入り口に車を置いて歩き始める。
かなり奥まで車で入れるが、林道入り口には車両立ち入り禁止の標識が立っている。
三十人ヶ仙と天狗岩の分岐まで約1kmあるが、
林道の脇には山野草が咲いているうえ、運がよければ山ウドにも出会えるかもしれないと思うと苦にならない。



一般車両進入禁止の林道

天狗岩の山頂直下は急峻なうえ刈り払われたネガマリダケに足を滑らせて非常に歩き難いので、
縦走するなら三十人ヶ仙 → 天狗岩をお勧めしたい。


林道分岐


ガマズミ


というわけで分岐を右に進み、三十人ヶ仙を目指すことにする。
すると一台の車がこの分岐までやって来て身支度を始められた。
やはりこの方もスズノコがお目当てだということだった。

山野草の写真などを撮っているとすぐに追いついてこられた。
最初は会話をしながらついて行ったがペースが早すぎてあっという間に置いていかれてしまった。

登山道はよく整備されているので歩きやすい。
ときどき登山道の脇に顔を出したスズノコを袋に入れながら高度を上げてゆく。
やがて稜線登山道に合流すると道標が立っていた。
右へ進めば三十人ヶ仙、左に進めば天狗岩である。
この辺りはネマガリダケの群生地なので登山道の脇にもスズノコが顔を出してはいるが、どれも痩せていた。


稜線分岐を右(北)に約4.5km行くと三十人ヶ仙山頂である。
ここで再び先行された方とご一緒させてもらった。

遅い朝めしのあと天狗岩を目指して歩き始めると、何やら話し声が聞こえ始めた。
2人の男性が縦走路にドッカリと腰を下ろして話し込んでいるところだった。
一人は先ほど山頂で別れた津山の方で、もう一人は白いヘルメットを被りスパイクの付いた地下足袋を履いた年配の方だった。

傍らにはスズノコで一杯になった大きな布製の袋が置かれている。
中を覗かせてもらうと、どれもみな立派なものばかりで、私の採ったものがとても貧弱に見えてしまう。
話しを聞けば、この方は長年にわたって山の仕事をしてきたその道のプロだった。
自分の庭のようにこの辺りの地形を把握しているということだったが、
過去に3回このヤブの中を彷徨ったことがあると語っていた。



太ったスズノコはヤブ漕ぎして探さなければ容易には見つからないらしい。
とてもヤブ漕ぎしてまで見つけようという気になれないうえ、道迷いという恐怖もある。

ヘルメットの男性からアドバイスをもらった津山の男性は80Lのザックを満たすべく、ネマガリダケのヤブの中に消えた。
二人に別れを告げて再び歩き始めると、年配の方も威勢のいい掛け声とともに大きな袋を担いで立ち上がった。
30kg以上あるだろうと言われていたが、よくもこれだけの荷物を担いで歩けるものだと関心してしまう。

分岐を過ぎて縦走路を少し行くと、「私はここで…。」と、
自分で付けておいたという黄色い目印のテープを指差したあとヤブの中に消えていった。
上斎原方面に下山されたのだ。


ヤブ漕ぎなしでも天狗岩に着くころにはコンビニ袋2つが一杯になっていた。
これだけあればご近所にもお裾分けできそうだ。

天狗岩からの展望を楽しんだあと「チャレンジコース」を下ってみることに…


上の画像にマウスポインタをどうぞ!

山頂付近にはこれまでになかった「チャレンジコース入口」という案内板が立っていた。
天狗岩の右側を巻いて急降下している。
足を滑らせて転倒すればネマガリダケの切り株でタダでは済まないだろう。
潅木やネマガリダケにつかまりながら慎重に下ってゆく。

やがて新しいコースは天狗岩登山口に続く登山道に合流した。


収穫したスズノコと山ウド


BACK HOME