2009.05.10 新緑の大山ユートピアコース
今回は新緑のブナ林をのんびり歩いてみようと大山に向かった。
蒜山SAから望む大山は雲ひとつない晴天だ。
いつものように南光河原駐車場に車を止めて大神山神社奥宮へと続く参道に向かう。
まだAM7:00だというのにすでに駐車場は満車に近い。
しかし、参道に向かう登山者はほとんどいないので
今日ものんびりと山歩きが楽しめそうだ。

米子自動車道 蒜山SAを過ぎると正面の三平山が出迎えてくれた。
早朝の伯耆大山 大山寺橋から孝霊山を望む。
石畳の参道 下宝珠越への分岐
参道をしばらく歩くと神社手前に「御神水」と書かれた名水が沸いている。
この湧き水をゴクリとひと口飲んでみる。冷たくてとてもおいしい。
用意してきた空のペットボトル2本に冷たい湧き水を注ぎ込み今日の飲み水を確保した。

大神山神社奥宮を過ぎ登山道分岐を下宝珠越方面に進む。
見上げれば芽吹いたばかりのブナの緑が朝日に透けて鮮やかだ。
深呼吸をしてみる。 何と爽やかなんだろう、心が洗われるようだ。
下宝珠越の案内板
名残のイワカガミ 下宝珠越手前の急峻な岩場を登る。
下宝珠越まではブナの根っ子の急な階段を呼吸を整えながらゆっくり高度を稼いで行く。
上宝珠越に続く登山道では花期を過ぎた名残のイワカガミが咲いていた。

今日は風が強いせいか落石の音が絶え間なく鳴り響いている。
北壁を見上げると時折大きな石が転がり落ちていくのが見える。
下山に砂すべりを下るのはとても危険な状況だ。
上宝珠越を過ぎて勝間ケルン辺りまで登ると登山道の脇にサンカヨウが咲き始めていた。
何度見ても飽きない可憐な花だな。

この後主稜線に出て三鈷峰を目指す
勝間ケルンからユートピア避難小屋を見上げる。 三鈷峰を下山する登山者達。
三鈷峰山頂 ケルン越しに北壁を望む。

山頂から望む大山北壁はいつ見ても迫力がありますね。
剣ヶ峰に続く縦走路を目で追ってみた。 これからあの頂に立つんだなぁ。
厳しい環境の縦走路に咲くダイセンキスミレ。
非難小屋には立ち寄らず剣ヶ峰を目指した。


慎重に足を進め天狗ヶ峰に立ったとき、足元の「天狗ヶ峰」の標石の文字が新しいことに気がついた。
それもそのはず、標石には今日の日付が記されている。
きっと天狗ヶ峰に立つまでにすれ違ったどなたかが、この場所で文字を入れたのだ。
なかなか味わいがあって、この場所にふさわしい標石に思えた。
両側が切れ落ちた槍ヶ峰に続く縦走路。
天狗ヶ峰から剣ヶ峰に向かう登山者。
下山時、落石の音が少し落ち着いていたので思い切って砂滑りに降り立ってみると、状態は思っていた以上に良かった。
それでも時折大きな石がバウンドしながら落ちてくるので気が抜けない。
元谷ケルンから大山北壁を見上げる。

新緑の大山を満喫した一日だった。
さて、次はサラサドウダンが咲く那岐山を歩いてみようかな。

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