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| 2008.07.27 後山 (行者本堂経由) | |||||
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記録的な猛暑が日本列島を襲っている。このシーズンは早起きをして涼しいうちに歩きたいものだ。
今回は久しぶりに後山の行者本堂を経由するコースを歩いてみることにした。
このコースは2007年4月に歩いて以来だ。
稜線手前の猛烈なネマガリダケのヤブを漕いだ時、もうこんなコースは二度と歩きたくないと思ったものだが、
コースは変化に富んでいるうえスリルに満ちている。 言い換えればそれだけ危険な箇所が多いということになるが、冒険心をかき立ててくれるのでまた歩いてみたくなった。 |
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駐車場奥のキャンプ場に続く小径を登ると炊事棟が現れる。(AM7:50)
行者本堂へはキャンプ場を通過して行くが、テントサイトには雑草が生い茂っていた。
水が利用できないのかと思い、炊事棟の蛇口をひねってみると冷たい水が勢い良く流れ出た。
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テントサイトの脇に立つ「行者山参道」の案内板に従い進んで行くと沢の音が聞こえ始める。
やがて水量わずかな小さな滝と小さな丸太の橋が現れる。 どうやら炊事棟の水はここから取水しているようだ。
今朝は曇っていてかなり湿度が高い。30分も歩くと汗が噴き出してきた。
こまめに水分を補給しながら足を進める。
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やがて「行者山遊歩道」の案内板が立つ分岐に至る。
以前この案内板に導かれて右折したことがあるが遊歩道は荒れ果てていた。
やがて踏み跡が消えてしまって先に進めなくなり、やむなく引き返したことがある。
参道は沢に沿って続いているが、ガレ場のようにゴロゴロと大きな石が転がっていてとても参道とは思えない。 歩き始めて30分ほどで垢離取場に辿り着いた。
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ここで俗世の垢を洗い流すのだろうか。
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樹林の中にひっそりと佇む母御堂と傍らに立つ「是より上女人禁制」の立て札のある赤い門は山岳仏教の霊地、
そして修験道の聖地として今もなお女性の入山を拒絶するのに十分な威圧感を与え、まるで関所のように思えた。 |
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御母堂からしばらく歩くと城跡かと思うほど立派な石垣が目の前に現れる。(AM8:55)
奥の院(行者本堂)の石垣だ。
毎年9月7日、8日に奥の院と護摩堂で護摩法要が盛大に行われ、全国から1万人もの修験者が集まるらしい。
ここから社務所東側奥に続く踏み跡を辿り少し行くと沢に出た。
沢の向こうに踏み跡が確認できるがやがて消えてしまった。
目印のテープを探すがどこにも見当たらない。どうやらルートを間違えたようだ。
以前歩いたコースなのに情けない。
社務所まで引き返し目印を探す。
社務所の裏から黒い取水用のホースが伸びているが、このホースを辿って行くとピンクの目印を見つけることができた。
やれやれ・・・ いよいよここから険しい修験の道が始まる。
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| 洞穴にはお地蔵様?が祭られていた。 途中崖の上からロープが垂れ下がっているところが何箇所かある。
ちょっとしたスリルを楽しみながら後山南尾根に取り付いて行く。
しかし、この辺りから大量のブトが顔の周りをうっとうしく飛び回るので、熊笹で追い払いながらの山歩きとなった。
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踏み跡とテープを頼りにいくつかの尾根を越えて最後の尾根に辿り着くと黄色いテープの鉢巻をした石柱が立っている。(AM10:27)
ここで踏み跡は左右に分岐しているが、山側(左)に進みネマガリダケのヤブに突入する。
最初は大人一人がやっと中腰で歩ける程度のネマガリダケのトンネルもやがて猛烈なヤブ漕ぎに変わり、
前回同様このコースを歩いたことに後悔する。 それでもヤブ漕ぎを10分程頑張ると登山道に飛び出した。
普通に歩ける登山道がこんなにも快適なものなのかと思ってしまった。
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| 後山山頂 (AM10:55) | |||||
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| 山頂の標柱がいつの間にか新しくなっていた。 | |||||
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稜線上はガスっていて展望は得られなかった。
そういえば今日は山野草を全く目にしなかったな。
咲いていなかったのか、それとも歩くのに夢中で気づかなかったのか今となっては分からない。
何枚も写真を撮ったがどれも迫力に欠けるものばかりで
スリリングなコースをビジュアルに伝えられる写真が一枚もなかったのが残念だ。 後山山頂で少し休憩したあと船木山まで縦走し、キャンプ場に下山した。(PM0:15)
ヤブ漕ぎで両腕に付いたいくつものスリ傷の勲章をながめていると、いつしか心地よい疲労感に包まれた。 |
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